目次

前回は仕事のお悩み編の初級解説でしたが、今回は恋愛のお悩み編になります。

お仕事のお悩み編に続きまして、恋愛のお悩みについても、実際に占っていきましょう。
展開されたカードは

- この片思いの恋は上手くいきそうですか?
- 彼は、クライアント様のことをどう思っていますか?
- 気になるカードや目についたカードはありましたか?
- 正位置の数や逆位置の数のバランスはどうですか?

1(クライアントの状況)運命の輪の正位置と2(クライアントの状態)魔術師の逆位置をコラボして読んでいきます。
彼と仲良くなれるチャンスはありそうですが、気持ちを伝えるのを躊躇している様子ですね。声をかけたいけど、なかなか一歩が踏み出せない・・・・。そんな感じが伝わってきます。
3(表面上の気持ち)・・・死神の正位置
無視されたらどうしよう・・・など不安に思っています。
4(本当の気持ち)・・・審判の正位置
本音の所では、しっかりとチャンスを掴みたい。両思いになりたいと思っています。
5(近い過去の状況)・・・節制正位置
全く接点がない訳ではなくて、割と良い感じでは。お話はできている様です。
6(近い未来の状況)・・・恋人正位置
両思いになっている様子です。
7(本人の現状・立場・気持ち)・・・女教皇逆位置
進まない状況にちょっと、モヤモヤしている感じです。
8(相手、または周囲の状況・気持ち)・・・太陽逆位置
彼女のことを恋人としては、全然意識していない様です。
9(本人の期待と恐れ)・・・力の逆位置
嫌われていたら、どうしようと恐れています。
10(結果)・・・月の逆位置
心配は杞憂に終わりそうです。両思いになれそうですね。
順番に読んていくと、以上のような流れになります。

今までも話はするけど、それだけの関係で今一歩の気持ちを伝える勇気が出せないでいるし、なかなか進展できないのでモヤモヤしている現状の様ですね。
無視されたらどうしよう?嫌われたらどうしようとか?不安がかなり大きいような感じがします。でも本心ではチャンスを掴んで両思いになりたいと気持ちはしっかりと持っています。
ところが、肝心の彼の気持ちはまだまだ恋人として意識はしていないようですし、クライアント様の気持ちに気づいていないのかもしれません。
近い将来のところに恋人のカードが出ていますし、結果の所ではお月様のカードが逆位置で出ているのでクライアント様の不安は取り越し苦労に終わりそうです。
告白をしてみたら案外上手くいく結果になりそうですよ。
ただ、彼の方はクライアント様を恋人としては意識していなかった分ちょっとお付き合いまで時間がかかるかもしれません。

・占的(占いたい事)は、彼の気持ちと彼のとの今後でしたね。そのことをしっかりと押さえておきましょう。
・全体を見渡して、カードのバランスはどうですか?
逆位置の数はどうですか?逆位置の方が良い意味のカードもありますが、それが逆位置で出たら正位置と考えます。
本人の気持ちの所や状況の所が、逆位置になっていますので、ちょっと後ろ向きかな?不安が大きいのかな?と想像してみます。
正位置が多いので、クライアント様も不安だと言いながらも、案外ポジティブだな?とか。
・気になるカードや目についたカードはありましたか?
恋人や死神に目がいく人が多かったかもしれません。
そこからリーディングしてもオッケーです。
例えば死神が出ている場所は、表面上の気持ちの所なので、本人は無視されたらどうしようとの不安はあるけど、本音の所では節制でチャンスを掴みたい、告白したいと思っていると読めます。このように気になるカードや目についたカードから読んでいくと繋げていきやすいかと思います。
・意味が分からない所は、飛ばしておいてOKです。
読める所から読んでいくと、分かって来ますから。
ケルト十字スプレッドの実践リーディング方法の初級・恋愛編は以上になります。
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