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ポンチさんが何かの動画で「チャンネル登録者の9割が男性」と言っていましたが、女子はマジック・手品に1ミリも興味ありません。
その事実をまずは素直に認める必要があります。
マジックのタネに興味があるのはほぼ100%男性です。
自分が手品に興味があるからと言って帰納的推論はやめましょう。
今気になっている人と上手くいくかが問題であって、引いたカードがすでに予言されていたとか、コインが1枚ずつ消失してしまう現象とかどうでも良い。
あと男性陣は「占いなんて信じてるのかよwww」みたいな反応をついやりがちですが、恋愛心理学の本やメンタリズム・メンタリスト関連の本をありがたがって読んでいる時点でぶっちゃけ大差ないです。

「占いと違って恋愛工学やメンタリズムは、くぁwせdrftgyふじこlp」みたいに鼻息荒くして反論しようとする人は、モテないの分かったからとりあえず涙拭けよ()
市場規模とある程度相関する検索ボリュームを調べてみます。
下記の記事でも紹介したアラマキジャケのサイトを使用します。

「タロットカード」の月間推定数は、ヤフーで「8万1000」でありグーグルで「6万6000」あります。
「トランプマジック」はヤフーで「4万4000」、グーグルで「3万6000」であり「コインマジック」では「8900」、「7900」しかありません。
検索ボリュームと市場規模が相関すると仮定するなら、タロットカード市場はマジック市場と同程度かそれ以上の規模であることが分かります。
モテたいのであれば、やはりこの規模の市場は押さえておきたいですね。
中二病の男性がマジックに限らず、催眠術・心理学・メンタリズムにハマってしまうように、女性にだって中二病が発症します。
その代表格がタロットカード占いです。
タロットカードを購入して自分で占っている人はさすがに多くないと思いますが、タロットカード占いに興味がある人は体感結構存在します。
自分からはタロットカードに興味があると言い出せずとも、「タロットカード占いができます」と切り出せば「実は昔タロットカード占いに興味があって・・・・」と切り返してくる人は割といる印象です。
胸に秘めた黒歴史を自ら吐露する人はいないので、コチラから打ち明けるきっかけを作ってあげるべきです。
「実際にタロットカードリーディングの教科書を買った」や「占いのためにタロットカードを買った」などの情報が得られたらラッキーでかなり話が弾むと思います。
シメシメと思いながら共感的態度で相手の話に耳を傾けましょう。
有名なところでは、四柱推命であったり手相占いなどがあります。
それらを差し置いてタロットカードをオススメする理由は、習得するのが比較的簡単だからです。
基本的にタロットカードは78枚で構成されており、大アルカナ・小アルカナと2種類に分かれています。
78枚すべてのカードの意味を覚えられないという人は大アルカナだけ使用すれば大丈夫です。
興味がないのに、四柱推命の良くわからない理論の本を読んだり手相の本を買ってきて勉強するのはシンドイというか、もはや一種の拷問に近いです。
手相占いに関しては「え、そんな手相見える?」みたいな線もありますし、そもそもあまり親しくもない異性に手を触ってもらいたくないですよね。初対面ならなおさらです。乾燥肌の人なら100歩譲ってOKかもしれませんけれども、手汗ヤバイ人に触られたらそれはもう・・・・。
タロットカード占いの1番の良さと言えば、タロットカードそのものがオシャレという点です。
女性の方が男性に比べて欧米コンプレックスやヨーロッパへの憧れが強いですから、その点も上手く活用することができます。
あとはタロットカードの絵柄が直感的で分かりやすいことが挙げられます。
引いたタロットカードの絵柄が例えば男女が手を繋いでるカードだった場合、特に解説する必要などなく、「これからないしは今現在の恋愛関係が上手くいくのを暗示している」ことは相手も直感的に理解できるからです。
この視覚的にインスピレーションを与えてくれる機能はかなり便利です。
手相占いで「生命線が長いです!」なんて言われても内心「ホントかよ」と突っ込んでしまうのとは大違いです。

「カードキャプターさくら」などの少女漫画のように、タロットカードを題材にしたアニメ・漫画は多くあります。
そのため男性陣に比べ、女性はタロットカードに馴染みがあると言っても過言ではありません。
韓流ブームの火付け役になり、一世風靡した「冬ソナ」でもタロットカードが登場します(確か大アルカナの10番であるWheel of Fortune)
絵画好きの女性で、クリムトやミュシャを知っている人ならそれらをモチーフにしたタロットカードを使えば話が弾みやすいかと思います。
コールドリーディングは占い師が使っているテクニックとされています。
メンタリストのDaiGoさんが訳して話題になったダレンブラウンの「メンタリズムの罠」でも紹介されている会話テクニックです。

「メンタリズムの罠」の巻末で紹介されている推薦図書の1つがイアンローランドの「コールドリーディング」になります。

コールドリーディングが使用されるサイキックの種類はたくさんありますが、本書では「タロットカード占い」を例にしてコールドリーディングのやり方が解説されています。
イアンローランドの「コールドリーディング」を読もうとしている人はタロットカードを一緒に購入すべきですし、タロットカード占いをしている人は本書を買ったほうが良いと思います。
コールドリーディングの技術とタロットカード占いをマスターできて一石二鳥です。
1人でシコシコ練習して身につけたカード技法が報われます。
タロットカードはメンタルマジックとの親和性が高いです。
ルークジャーメイの「エモーショナルインテリジェンス」ではコールドリーディングとメンタルマジックのテクニックを使って、占い師のように相手の感情を当てていくパフォーマンスが解説されています。
詳細については別記事で商品レビューしていますので、気になる人はチェックしてみてください。

この他にも催眠奇術師バーディーさんのMRIペンデュラムのようにペンデュラムの観念運動を利用したマジックと組み合わせても良いかと思います。

ペンデュラムを使えば、コールドリーディングの勉強だけではなく観念運動を相手に起こさせる暗示の練習にもなります。

トランプマジックをタロットカードに応用させた松田道弘さんの「タロットカードマジック事典」もオススメです。
タロットカードで行えるメンタルマジック等のバリエーションが増えます。
絶版になっていて値段が少し高いですが、購入して損はないかと思います。
「マジック練習していても1ミリもモテねぇ!」と嘆いてる人や、タロットカードに興味がある人は参考にしてみてください。
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