ヒプノティズムベンド(催眠術とスプーン曲げのマジックDVD)

ヒプノティズムベンド(催眠術とスプーン曲げのマジックDVD)

スプーン曲げやり方と催眠術の原理を理解できるマジックDVDです

ヒプノティズムベンドの評価
オススメ度
(4.5)
難易度
(2.0)

ヒプノティズム・ベンド スプーン曲げレクチャーDVDはバーディーさんのマジックDVDです。

ペンデュラムとトランプマジックを組み合わせたMRIペンデュラムというマジック商品を以前レビューしていますので、気になる人はチェックしてください。

MRI ペンデュラム by Birdie MRI ペンデュラム by Birdie

このヒプノティズムベンドシリーズは、日本で1番大手のマジックショップであるフレンチドロップさんの商品レビューを見ても高評価になっている作品です。

スプーン曲げのトリックと催眠術を融合させた手順になります。

Menny Lindenfeldさんのスプーン曲げの方法を知りたい方は、下記の商品レビュー記事を参考にしてください。

At The Table by Menny Lindenfeld January 4th 2017

Hypnotism Bendの現象

解説DVDはいくつかのセクションに分かれています。

  • STEP.1
    Greeting
    バーディーさん本人からの挨拶
  • STEP.2
    Bending
    1〜6のセクションに分かれています。スプーン曲げのルーティンで行われる各種技法の解説になります
  • STEP.3
    to Twist
    スプーンを捻じ曲げるマジックの解説になります
  • STEP.4
    to Break
    スプーンを折る方法の解説になります。スプーンを折る方法に関しては、ポンチさんの有料NOTEや水沢克也さんのCRANEでも解説されています
  • STEP.5
    Bending DEMO
    バーディーさんによるスプーン曲げルーティンのパフォーマンス動画になります。実践でどのようにメタルベンディングを行なっていくべきか参考になります
  • STEP.6
    Hypnotism Bend
    このセクションからスプーン曲げではなくメインテーマである催眠術の解説に入ります。催眠術の簡単な原理から説明してくれます。ラポール形成の話から入り、どのような人に催眠術をかけるべきかの選定方法・催眠導入のやり方を解説してくれます
  • STEP.7
    Hypnotism Bend DEMO
    Hypnotism Bend1で解説されていた方法の実演動画になります。催眠術のテクニックである凝視方などの解説などがあります

実演では「追い込み暗示」や「禁止暗示」を行って「カタレプシー」を起こすところまでいきます。

催眠誘導についての基本を知らない人がいると思うので、「催眠術の教科書」から引用すると

催眠に導く誘導暗示の基本

催眠をかけるときには、「前暗示」→「刺激」→「追い込み暗示」といった基本パターンがあります。

(中略)

催眠にかかりやすい人だと、最後の追い込み暗示がなくても暗示の通りになることがあります。

しかし、ほとんどの人が追い込み暗示に合わせて徐々に反応していくため、この基本はどうしても覚えておかなくてはならないテクニックなのです。

誰でもできる催眠術の教科書p61
催眠誘導研究所所長 林 貞年

バーディーさんの場合は、禁止暗示を行ってカタレプシーを起こさせる前に「凝視法」を使用しています。

「催眠術の教科書」では「固定凝視法」という名称で解説されています。

「固定凝視法」ー 思考の働きを強制的に静止させる

この「固定凝視法」の名称は、凝視点を固定するという意味ではなく、被験者の眼球を固定するところから来ています。

(中略)

催眠では、被験者の思考を弱め、こちらの暗示を無条件に受け入れてもらうことが理想です。

そのために、被験者の眼球を固定し、思考の働きを静止させるのです。

誰でもできる催眠術の教科書p130
催眠誘導研究所所長 林 貞年

日本一のマジシャンポンチさんによるスプーン曲げのトリック種明かし

ポンチさんもYoutube上でいくつかスプーン曲げの種明かし動画をあげていますし、有料NOTEの方ではスプーン曲げのルーティンが解説されています。

Hypnotism Bendで使用されているいくつかのスプーン曲げのやり方が解説されちているのでまだ見ていない人は参考にしたら良いと思います。

ヒプノティズムベンドの良い点

スプーン曲げのトリックと催眠術のかけ方・誘導方法を身につけることができます。

催眠術の本から読み始めるのではなく、こういったメンタルマジックと組み合わせた催眠術の方法をまずマスターした方が良いと思います。

ヒプノティズムベンドの解説でも、催眠術の用語である「凝視法」や「追い込み暗示」などが少しでてきます。

催眠術の教科書など催眠術の本と一緒に解説DVDを見た方が理解が深まるので併せて購入しておいた方が良いです。

「催眠術の教科書」を読んで催眠術のかけ方を覚える

催眠術の教科書については以前商品レビューしていますので、参考にしてみてください。

正直、書店に売っているどの催眠術の本を購入しても大して中身は変わらないと思うので、自分が読みやすい&安い本を買えばオッケーです。

本物の催眠術ををガチで勉強したい方は専門書を買う必要があるので、そういった方は下記の記事が参考になるかもしれません。

催眠術は本物かやらせか?催眠術のかけ方を専門書でちょっと勉強してみるわ 催眠術のかけ方をマスターしようと思って専門書で勉強してみるわ

ヒプノティズムベンド内でバーディーさんは催眠誘導で「擬音語を多く使いイメージしやすくする」と仰っていますが、これは林貞年さんの「催眠術の教科書」と見解が少し異なるため留意する必要があります。

催眠暗示はどう伝えるか

催眠誘導は車の運転と同じで、慣れてしまえば難なくできるようになるのですが、慣れるまではやはり余裕のない人が多く、擬態語に頼りすぎる傾向があります。

(中略)

擬態語を使うのはかまいませんが、使いすぎると被験者の反応が鈍くなっていきます。

被験者が暗示を受けやすい状態になっている場合は擬態語も有効なのですが、催眠の入り始めや、まだ暗示を受けやすい状態になっていない時期に擬態語に頼りすぎると、擬態語が本当に擬態語でしかなく、中身のないメッセージになってしまうのです。

誰でもできる催眠術の教科書p54
催眠誘導研究所所長 林 貞年
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スプーン曲げを行なっている段階で被暗示性・被催眠性のある方を対象にしているので、擬音語を多用しても問題ないのかもしれません。

”擬音語を多用する”≠”より催眠誘導しやすい”わけではないことに注意です。

ヒプノティズムベンドの悪い点

特になし。強いて言うなら映像がちょっと古いぐらい。

通常の催眠術に限らず、ショー催眠を行う上ではかなり勉強になるマジックDVDだと思います。

日本語の催眠術DVDではかなり有名ですし、メンタルマジック好きな人は皆知っているレベルかもしれません。

これからスプーン曲げや催眠術の勉強したい方は参考にしてみてください。

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